定時退社することはなかなか難しい。
周りの人が残業してたり、仕事を押し付けられている場合に定時退社をすることは困難だろう。
また、会社の風潮で、「1か月に残業を〇時間することは社会人の常識」「その程度で済んでいるなら普通」といった発言がされることがある。
はっきり言って狂っていると思う。
私個人としては、残業についてはちょっと前までは「仕方がないか」と残業を受け入れていたが、数か月前から残業時間を一桁でほぼ定時で退社している。
どうやって残業をしないようにできたかを共有していこうと思う。
この記事は、定時退社したいけどなかなかできないと悩んでいる人に一つのヒントとなったら幸いである。
定時後に予定を詰める
定時後に予定を詰めてしまうのである。
たといえば、退社後にどこかへ食事に行く予定や遊びに行く予定を詰めておくのだ。
予定を詰めておくことによって2つの定時退社へのインセンティブが発生する。
①予定があることによって定時退社せざるを得なくなる。
予定を入れておくことによって、定時退社をしないと予約をキャンセルしてキャンセル料を払うなどのデメリットが生じるまたは、楽しいことをやるために早めに仕事を終わらせようという状況を作り出してしまうのである。
こうして、定時退社することに対するモチベーションを高めることによって、定時退社を成功させる確率を高めることができるのだ。
私の場合は、有料のセミナーを定時後に退社してギリギリの時間に予約することで実践した。
これによって、定時に退社しないとセミナーの参加費を無駄に失うことになるので定時で退社するために仕事の仕方を工夫したのである。
毎日定時退社をする第一歩のために、まず自分が損する可能性のある状態を作りだすことによって、定時退社の癖を作り、今では有料のセミナーなどの予定ではなくゲームやる時間を取りたいからといった理由で一生けん命定時内に仕事を収めるようにしている。
②残業を頼まれそうなときも、抵抗できる。
残業を頼まれそうなときに、なにも予定がない場合には断ると言いにくい。
しかも、残業を頼もうとする人はこっちに断りにくいような事情をちらつかせながら頼んでくるので意地が悪い。
そんな状況に太刀打ちするためにも予定を詰めておくことで、少なくとも予定の分は抵抗しやすくなるのである。
前項で話したセミナーの時も仕事終えてセミナーに出発しようとしていた時に、仕事を頼まれそうになった。
その時に、こちらもセミナーでのスキルアップを盾に抵抗することで定時退社を勝ちとったのである。
今では、具体的な予定までは明かしていないが、何かしら予定があるとして、残業が頼まれそうになったら予定をちらつかせて逃げるようにしている。
※といいつつネットゲームのイベントの時間とかそんな理由だったりするけど。
時々真面目な理由をちらつかせることでカムフラージュしているとなお詮索されなくなってよい。
定時にはどんな仕事状況でも退社する。
仕事が遅れてようが、他人が困ろうが、定時になったら帰ってしまうのである。
※ある意味、鬼畜の所業である。他人が困っているときくらいは仕方なく残業しときましょう。
定時退社できない人は、そもそも定時退社することが習慣になっていないので、定時退社するとどこか落ち着かない状態になり、なんとなく残業を始めてしまうのだ。
こんなことでは、定時退社なんて一生できなくなるので、残業癖がついている人ほど、定時に厳格に退社してしまうようにするのだ。仕事が終わってなかろうが、次の日にやれば済むこともあるので後回しすればいいのだ。
「明日やろうは馬鹿野郎」という言葉があるが、個人的には明日できる仕事を明日に回せない人は要領が悪い。
なんでも今日やるすぐやるでは、キャパシティオーバーするし、物事にはやるのに適切なタイミングがあるので定時までにできそうになく、今日やる必要性が高くなければどんどん明日に回してしまうのだ。
仕事が間に合わないから残業しようなんて言うのもやめましょう。
上司の仕事の振り方が悪い可能性もあるので、そんなことで消耗・浪費しているくらいなら、遅れていることによる周りからの小言とか無視して、堂々と定時で帰って仕事を遅延させてやりましょう。
そんなんで、会社での自分の評価下がることより、自分が消耗して人生楽しめないほうが圧倒的に人生損だと思うので。そこはとことん自己中になりましょう。
困難感じで、定時で帰りまくっていると「定時で帰るキャラ」になれるので、周りが合わせて行動してくれることもある。
定時で帰ることためにはこの流れを作ることができれば勝ったも同然である。
※真面目な話をすると、人間関係は中途半端に本音を出すより時には、堂々と言いたいこと言ったほうが正しく気を使ってもらえるのでいいと思う。中途半端に耐えたりしていい人になると正しい相互理解は進まない。
結論:定時退社は「強制力」と「意志の力」で成し遂げる。
まとめると、定時退社に必要なのは、
予定を詰めて意地でも定時退社をしないといけない状況になる「強制力」。
どんな状況だろうと定時で帰る「意志の力」。
この二つの片一方または両方あると定時退社を安定的に達成することができる。
皆さんも定時退社をすることで自由な時間を取り戻しましょう。