11時はおやつの時間
~管理人のその時の思いをぶちまける雑記ブログ~
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私は宝くじ当選の夢に酔う

本日9月2日は宝くじの日ということで宝くじについて、語っていく。
私は、宝くじを買っている。
当選金額の最高金額は1万円ほどだが、毎週ロト6に挑戦している。

この文章を読んでいる人にとっては、
「宝くじは貧乏人の税金だよ」
「胴元が50%も取っているギャンブルはもうからない」

宝くじに対してネガティブなことをよく言われる。
宝くじは本当にダメなものなのだろうか。
いろいろな角度から宝くじについて検証し、宝くじとは何なのかを語る。

投資としての宝くじ

結論から言うと投資としての宝くじは「貧乏人の税金」です。
投資として宝くじを考えると全く割にあっていない。
私がこれから宝くじを買い続けた場合をシュミレートすると以下のようになる。

前提
宝くじが当たった場合にうれしい一番遅い時期を60歳として、ロト6を1回ごとに200円買い取るものとする。
つまり、条件は以下のようになる。
・30歳から60歳までロト6を買い続ける。
・1年は52週とする。

費用
30年(運用期間)×52週(1年は何週あるか)×2回(ロト6の1週間の実施回数)×200円=624,000円
一生で62万円ほど失う。

リターン
下に宝くじの当選の理論値を載せてみた。
30年(運用期間)×52週(1年は何週あるか)×2回(ロト6の1週間の実施回数) =3120回
なので、厳密に計算すると違うが、4等までは当たりそうだが、3等以上が当たる気がしない。。。
3等でやっと30万円なので明らかに元が取れてない。

出典:みずほ銀行HP https://www.mizuhobank.co.jp/retail/takarakuji/products/loto6/index.html

お金を得る手段としての宝くじ

分析手段

お金を得る手段として考えた宝くじはどうだろうか?
以下の軸で分析をしてみる。

お金を得る容易性
どれだけ楽にお金を得ることができるか。
お金を得るために資金がいっぱい必要だったり、スキルを磨く必要があれば容易性は低い。
何もせず、苦労せず金が手に入れば容易性が高いとする。

お金を得る確実性
どの程度の確率でお金を得ることができるか。
運に左右される要素が多ければ、確実性が低い。
運の左右する要素が低く、計画的にお金を稼ぐことができれば確実性が高い。

得られるお金の大きさ
これはどのくらい大きなお金が手に入るか。
あまり説明する必要がない気がする。

比較対象

今回の比較するお金の得る手段としては、以下とする。
・起業してお金を稼ぐ。
・真面目に会社に出社して働く。
・宝くじ(今回はロト6とします。)

比較結果

起業してお金を稼ぐ

起業してお金を稼ぐには、人・もの・金が要る。そのことから考えてお金を得ることは容易ではない。
運に左右される要素はあれど、ある程度事業が軌道に乗れば安定的にお金は得られるので安定性はそこそこ。
作った会社をIPOできたりすると創業者利益で億単位の利益を出せるので、得られるお金は青天井。

真面目に会社に出社して働く

今の日本なら、雇ってもらえれば、よっぽどのことやってクビにならなければ、お金は得ることができる。
会社にリストラされないような会社選ぶとかしていれば、そうそうにお金が得られないことは少ないので安定性は高い。
ただし、雇われサラリーマンの場合、生涯年収は2億~3億程度である。これが高いか安いかは皆さんにお任せします。

宝くじ

お金を得る容易性は、ひたすら宝くじを買うだけだから簡単。
安定性は、ほぼ運だから皆無。
得られるお金は、運にもよるが、サラリーマンの生涯年収が一舜で手に入る。

分析結果からわかること

起業してお金を稼ぐのは一番夢のあるプランだ。
ただし、それを得るためには人・モノ・金と必要なものが多い。
頑張ってやる価値はあるがつらい。

真面目に働くことは安定した人生を歩む上では、非常に大事だが、あまりに夢がなく現実が横割りまくる。

そんななか宝くじは運さえあれば、無能だろうが、何だろうがサラリーマンが稼ぐ生涯年金を得ることができる。
すなわち、お金はいっぱいほしいが、真面目に一生涯働く苦痛や人・モノ・金を用意することなしに望外の大金を得ることができる。

世の中お金が欲しければ、真面目に働き続けるか、人・モノ・金を得るためのスキルを磨き続けるか、自分の持つ運にかけろということだ。
世の中ただじゃないんだから何かしらかけろということだ。

結論:私は宝くじの夢に酔う。

私は、今の日本を見ていて思う。
・給料も上がらない。仕事の密度は毎年上がり続けるのに休みは増えない。
・職場で無駄にハラスメントが増え続ける。気を使わなければいけないルールが増える。
・終身雇用で最初安く買いたたいておきながら、途中でジョブ型雇用といって高い給与で遇することなくはしご外しする。

こんな国で真面目に働きつづけることができるだろうか。
たぶん私はできない。
そんな状況だからこそ62万円を生涯使えるお金として失ったとしても、私はこんなふざけた現状から脱出する夢を見てよいのではないだろうか?

無能は罪か?不真面目は罪か?努力できないことは罪か?

すべて違うと私は断言する。

だからこそ最後の自分の運を信じて、無能かつ不真面目かつ努力嫌いの30歳男はいつか2億円と書かれた銀行預金の夢を見る。