人は、良いことも悪いことも想像してしまう。
そのことにより、様々な悪い事象が起こる。
今回の記事は以下の人を対象にする。
- 悪いことを想像してしまいがちな人
- ネガティブ思考で気分が落ち込みがちな人
悪い未来を想像することは体に悪い
悪い未来を想像することは、実際に物事が起こっていないのに、起こったかのように感じ気分悪くなる。
皆さんも体調不良で学校や会社を休んだ時に同じようなことが起こったことはないだろうか?
1.朝起きたら、本日の会いたくない人との打ち合わせや予定が入っていることを思い出す。
2.打ち合わせや予定の時間ではないが、思い出したことにより情景が微妙に浮かび気分が悪くなる。
3.体調にまで波及し、熱や頭痛が発生する。
4.体調の悪さに学校または会社に病欠連絡をする。
5.しばらくすると、体調がものすごくよくなる。
そうなのである。
悪い未来を想像するとそれだけで体調に影響を与え、実際に学校または会社を休むという実害に至るのである。
これを放置し続けると、最終的には心の病気にかかり、よくて休職や休学になり、悪いと自殺してしまうに至るのである。
なぜ悪い未来を想像してしまうのか?
悪いことをまったく想像しないようにするのは不可能である。
なぜなら、人間はネガティブだからこそ生存できたからだ。
ネガティブとは車でいうところのブレーキのようなものだ。
エンジンを入れてスピードを出し過ぎれば事故にあうし、ブレーキをかけることで事故の被害を最小限にできる。
また、車は動き出さなければ少なくとも、事故を起こさないのだ。
だからこそ、人間は悪い未来を想像する(ネガティブな)ことで生存しているのである。
なので、ネガティブであることは悪いことではない。
ただ、現代では、危険なことが減ったので、ネガティブであることのメリットが減り、ネガティブすぎることによって防御が過剰反応し体調に影響してしまうのだ。
悪い未来を想像してしまうことに対する付き合い方
悪いことを受け入れて、楽観的になる。
これに尽きる。悪いことが起こることについて想像するのが自然なのだから、あきらめて(開き直って)楽観的になってしまえばいいのである。
極論してしまえば、お酒を飲んでネガティブな気持ちとかをぶっ飛ばして(マヒさせて)生活すればいいのである。まぁ、そういう大人って多いじゃないですか?
上記のような極論を結論にしてしまうとよろしくないので、昔の偉い人が言った言葉をもとにこの記事を締めくくりたい。
心配するな、大丈夫、なんとかなる(一休宗純)
一休さん最高である。