1.事実
サイトのリニューアルプロジェクト遂行中に取引先の人と打合せをすることになった。
私自身はエンジニアでシステムについて詳しかったので、相手からきた質問については、すべて理解したうえで回答していた。
しかし、こちらからいろいろ説明しだすとあまり理解できずに持ち帰ってエンジニアと相談しますという回答が多かった。
2.気づき
エンジニアとして、非エンジニアの人に正しく説明理解を求めることは、時に正確な表現を捨てて理解を重視する必要があるし、数回話せば相手の技術レベルがわかるだろうから、話し方を変えるべきだった。
上流で出てくる人がITについてあまり知らず、ITをよく知っている人が底辺作業しているといった悲哀は、うちの会社だけでなく、ほかでも一緒なのね。
大工と仲良くなりたければ大工の言葉で話せと言われるが、上流にいる人も最低限ITについて学ぼうよ。
3.教訓
・技術を相手にわかりやすく伝えることも技術だ。
・相手に歩み寄ってもらうことを期待するな。こちらから歩み寄れ。
たぶん、上流の人IT理解してくれと言ってもやってくれない。自分が変わるしかない。
4.宣言
・相手方の上流の人をうまく動かして、プロジェクトを沈没させない。
・頑張りすぎない。
システムを完全に理解して、参加しているエンジニアは現状私一人なので、頑張る気になれば一人でプロジェクトの作業をほとんど巻き取れるけど、裏返すと私が倒れると知識面では多少損失が出る。