今日は仕事をしていて、ちょっと感動したので、共有です。
仕事をしているとミスは起こる。
しかし、その対処によっては、一方は「深刻なモチベーション低下」をもたらし、もう一方は「モチベーションの向上」に資する。
作業者のモチベーションを維持するには、一方的に作業者を責めるのではなく、お互い様の気持ち、次にどうするのかをチーム全体で考えるなどが有効。
1.事実
会社で本番環境に触れるときは、作業者のほかに作業が手順通りに行われているか確認する再鑑者がおかれて作業が行われる。
前回所属していたチームでは、毎回ミスが起こると作業者(私)のせいとなり業績評価が下がるのとともに上司から叱責の末、再発防止策を私のみで検討させられた。
※再鑑は上司ではなく先輩が担当。こちらは業績評価の低下なし、上司からの叱責なし。
仕事はクソだと常々呪いながら作業をしていた。
今所属しているチームで本日本番作業中にミスをした。
前チームの経験から、また叱責の末評価が下がるのかと身構えていたら、新チームの再鑑を担当していた先輩は「私も作業のミスを検知できなかった責任がある。私も悪い」と言ってくれ、上司は「ミスはするものだから、次どうするか考えようか」と一緒に再発防止策をどうするか考えてくれた。
次はどうにかしてやろうという前向きな気分で気持ちよく仕事ができた。
2.気づき
周りの人の接し方・本人の扱われ方一つで仕事のやりやすさは劇的に変わる。
3.教訓
100%故意で失敗しない限り、たいていのミスは一人のせいになることはないので、作業をした人だけ責めるのは確実に深刻なモチベーションの低下をもたらす。
4.宣言
上司や先輩になった時に、作業者を責めるのでなくどうすれば、次もっとよくなるのかという意識をもつ。
「原因自分論」という考え方があるらしいので今後調べてみる。